く〜の懺悔長

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...... 2017年05月21日 の日記 ......
■ 最強のリユース   [ NO. 2017052101-1 ]
断捨離生活は続いているのですが、
ふと、

私はこんなことをしていていいのか!?
ってな気持ちに(;^ω^)

ぷちこの出産までもう二ヶ月となりました。
もうそろそろ、何が起きてもおかしくない時期ですよね。

そっちの準備でもしたらどうなんですか〜!?
肌着を作って送ったらおしまいですか〜!?

って感じなわけですよ。

ニャンコの預け先も決めなきゃないし。
どうやって行くかも決めとらんし。

乗り換えが多いから、電子マネーをお勧めするわ

とぷちこに言われていたけど、
どうしたらいいんでしょうねぇ?

確かに数年前、東京に研修で行った時、
切符なんか買ってるのって私とお年寄りぐらいだったな(笑)

考える事ややる事がいっぱいで、
取りあえず断捨離に逃げているのではないのか?

と今日は自分に聞いてみました。

その通り!!(`・∀・´)エッヘン!!

ってな返事が返って来ました(笑)


そんなわけで、断捨離は今日で一時中断し、
現実に目を向けることにいたします(;´д`)


先日、実家の断捨離をしていて、
とは言っても、母のものを処分しようとするとケンカになるので、
まずは父の遺品の整理を始めました。

父が亡くなって早10年にもなるんですが、
その間、父の物はほとんど手付かずのままです。

先日、使っていない押し入れを開けたら、
引っ越してからまったく触っていない段ボール箱があり、
中を見ると、
引越しの時にドタバタにまみれて
そのまま置いて来たんじゃないかと思っていた、
父のカメラが入っていました。

孫や景色や夜景などを熱心に撮って、
市のコンクールなどでも入選したりしていました。

使い込まれたカメラや望遠レンズと、
一緒に保管してあった父専用のアルバムを
黙って自宅に持って来ました。

母と一緒に見たところで、
ちっとも楽しくないでしょうからねぇ┐('〜`;)┌

持ち帰った父のアルバムは、
職場の記念写真を綴ったものと、
旅行や景色の写真をまとめたもの、
そして、同窓会の記念写真専用のものとがありました。

父は同窓会に出席するのをいつも楽しみにしていましたが、
いつも母に怒られていましたねぇ。
当時も、そして今となっても、
怒られていた意味がまったくわかりませんが。

きっと、母の『ねたみ』みたいな感情だったんでしょうね。
成人した私に、門限を一方的に与えたように、
自分のルールで家族を縛っておきたかったんですかね。
まったく理解はできませんが。

あぁ…すんません…
思い出話をするとどうしても母のイヤな事しか浮かんで来ず、
結局は愚痴になってしまいます…(-_-;)


先月、ある利用者さんのお宅を訪ねた時、
「見て見て〜」
と同窓会の名簿を見せてくれました。

最近、昔の思い出の品を出して来て、
いろいろと見せてくれるので、
いい傾向だな〜と思って付き合っているのですが、
その名簿は父の卒業した小学校のもので、
しかもその利用者さんは、父と同じ年齢でした。

ちょうど父が体調を悪くしていた時で、
参加者の中に父の名前はありませんでしたが、
利用者さんは、毎回同窓会には参加しているとの事。

父のアルバムを見て、
あ。もしかしたら○○さんが載ってるかも。
と、さっそく開いてみたら、
しっかりとその利用者さんも写っていました〜♪

多分、あの利用者さんは名簿だけで
記念写真は持っていない(無くした?)様だったので、
話のタネにと訪問の時に持参しました。

利用者さんは予想以上に反応してくれ、
熱心に見入って、ひとりひとり指をさし、

○○ちゃんはお金持ちの子だったよ〜
××ちゃんは学校の先生になったんだよ〜

ととても楽しそうに語ってくれました。

…父の事はどうしても思い出せない様でした(T-T*)

その後もずっと写真に見入っていて、

いやぁこんなイイもの見せてもらって
本当に良かった〜〜!!

と何度も繰り返し言うもんですから、
思わず、

父はもう亡くなりましたので、
良かったらもらって下さい。

と言わずにはいられませんでした(笑)

そうね。
私が持っていたって、今後見返すことはないだろうし。
解っている人にこうやって楽しんでもらった方が、
ずっといいに決まってるよね。

いいの?本当にいいの?
こんなにイイものもらって〜!
息子が来たら見せなきゃ〜!!

と、とても喜んでもらえました。

これぞ最強の『リユース』じゃないですか?

父が大切にしていたカメラも、
私たちにはまったく使いこなせませんので、
楽しんで使ってくれる人に譲りたいですね。

遺品はしまっておくより、
誰かに使ってもらった方が、
亡くなった本人も嬉しいんじゃないかと、私は思います。

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